領事情報 鳥インフルエンザについて
2007年11月28日、当国農業省はルーマニア東部ドナウ・デルタ地域のトゥルチャ県ムリギオル地区にて、鳥インフルエンザ(H5N1)の感染事例が確認された旨発表しました。
現時点では、直ちに人間に感染し、大流行する可能性は極めて低い状況ですので、在留邦人の皆様には、過度に心配されることなく、正しい知識を身に付け、日常生活上で可能な範囲の予防をしていただくようお願いします。
【鳥インフルエンザとは】
- 鳥インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザ)は、ヒトのインフルエンザとは別の鳥類の感染症です。現在欧州地域でも感染事例が発生しているH5N1型鳥インフルエンザは、1997年に香港で発生、また、2003年12月以降、アジアを中心に感染した鳥が大量に死亡した事例が報告されています。
- 現時点では、ヨーロッパにおける鳥からヒトへの感染は極めて稀ですが、感染した鳥と近距離でせっしたり、フンを触ったりするとヒトへ感染する可能性があると考えられています。これまで報告されたヒトへの感染例のほとんどは、感染している鳥との直接接触(鳥を殺す、羽をむしる、料理の準備等)によるものです。
- 今後、感染地域の拡大はヒトへの感染の機会を増加させ、ヒトへの感染症例が増えることによって、例えば、通常の人インフルエンザにかかっている人が、同時に鳥インフルエンザに感染した場合などには、人と人の間で容易に感染することのできる強いウイルスに生まれ変わる可能性があり、その場合には、人の間で新たなインフルエンザが大流行することを懸念する声が出ています。
【最近の動き】
- 2005年11月に入ってから、これまでに主にアジアで発生していた鳥インフルエンザの鳥への感染事例が当地、トルコ、クロアチア、ロシアといった欧州地域で相次いで報告されました。このため、欧州各国では、鳥インフルエンザ感染地域が拡大し、それに伴って人への感染の可能性が高まることに警戒を強めています。
- こうした状況を受け、近い将来に新たなインフルエンザの世界的流行(パンデミック)が発生することへの懸念や、対応策(ワクチン開発、抗ウイルス剤の備蓄等)についての報道が連日続いているところです。
- 当国における鳥インフルエンザは、2005年ドナウ河の下流域で発見され、2006年5月にはブカレストを含む国内各地の養鶏場でも確認されました。
【在留邦人の皆様へ】
- 当地では既に、H5N1型ウイルスの感染は報告されていますが、人への感染事例はなく、過度に心配される必要はありません。しかし、感染の可能性を少しでも小さくするため、以下のことを念頭に置いて行動されることをお勧めします。
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