安倍内閣総理大臣のルーマニア訪問(平成30年1月)

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 2018年1月16日(火)、安倍晋三内閣総理大臣は、欧州6カ国の訪問の最終訪問国として、ルーマニアのブカレストを訪問しました。現職の日本の総理大臣の訪問は二国間関係史上初めてであり、歴史的な訪問となりました。

 安倍総理大臣は、コトロチェニ宮殿(大統領府)において、約50分間、ヨハニス大統領との二国間首脳会談を行い、続けてヨハニス大統領と共同記者発表を行いました。
 
 安倍総理大臣とヨハニス大統領との間で、両国が、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共有すること、そして両国間の伝統的な友好関係を強化する意思が確認されました。また、遠くない将来において、二国間関係を戦略的パートナーシップのレベルに引き上げるべく、必要な措置をとっていくことが確認されました。会談では、安全保障分野での協力に関して、突っ込んだ意見交換が行われました。特に北朝鮮問題では、北朝鮮の核武装は認めない、北朝鮮への圧力を最大限に高めていくことが必要であることで両者の認識が一致しました。また、両国の関係強化の柱は経済であること、そして対ルーマニア最後の円借款案件である「ブカレスト国際空港アクセス鉄道建設計画」の着実な実施についても言及されました。また、人的交流の活発化のため、安倍総理より、ヨハニス大統領に対し、ルーマニア国民に対する短期滞在ビザ免除措置の恒久化の決定が伝えられました。
 
 今回の安倍総理大臣の訪問には、18社の日本企業からなる経済ミッションが同行し、野上浩太郎内閣官房副長官をヘッドとしたスタネスク副首相との意見交換及び同副首相による昼食会が行われました。夜には、ヨハニス大統領主催により、コトロチェニ宮殿において経済ミッションも参加した歓迎夕食会が行われました。
この他、安倍総理大臣は、昭恵夫人とともに、国土交通省の「明日の日本を支える観光ビジョン」予算で昨年整備されたヘラストラウ公園の日本庭園を訪問し、フィレア・ブカレスト市長等の歓迎を受けました。また、隣接の農村博物館を視察し、ルーマニアの伝統的な工芸品などについて説明を受けました。
 
 昭恵夫人は、ブカレスト日本人学校を訪問し、日本を遠く離れた環境で学習する日本人学校の子供たちや、日本語を学習するイオン・クレアンガ高校の学生を激励しました。また、ブカレスト国立美術館の東洋美術ギャラリー内に新設された裏千家茶室「嶺光庵」の茶室披きの席に文化大臣等とともに出席し、ブカレストの裏千家グループの関係者等と交流を深めました。
 
 在ルーマニア日本国大使館としては、今回の安倍総理夫妻訪問をきっかけとして、二国間関係がますます深まることを希望します。

※写真は、内閣広報官室提供