会談では,今年2月にコルラツェアン外相と岸田外務大臣との間で署名された「日本-ルーマニアの新たなパートナーシップ共同宣言」の内容を今後具体化していくことの重要性で意見が一致し,ルーマニア側からは,地震対策を含む科学技術分野における一層の協力促進に対する期待が示されました。
また,ルーマニア側からは,安倍総理及び岸田外務大臣へのルーマニア訪問招請がなされました。岸副大臣からは,NATO,EU加盟国としてルーマニアが果たしている役割を評価するとともに,東アジアの地域情勢と日本の安全保障政策について説明しました。
このほか,岸副大臣は,体制転換後最初のルーマニア首相を努めたロマン下院外交副委員長とも二国間関係及び地域・国際情勢について意見交換を行いました。