「日本文化月間」報告            
             
              
              
             2016年11月には、「日本文化月間」として様々なイベントが各地で行われました。 
            1 「おいしい!!日本酒と和食のハーモニー」 
              11月1日、シェラトンホテルで、JETROと日本大使館の共催で和食と日本酒のデモンストレーション、セミナーが行われました。和食材店「Sensus  Japonica」の吉田浩子氏による、日本酒のセミナー、公邸料理人の住吉秀一郎シェフによる、さば寿司や串カツのデモンストレーションが行われ、参加した飲食業界関係者やバイヤーからは、日本酒や日本料理に対する知識が大変深まったとの声が聞かれました。  
            
             
              2 「IKEMEN」和楽器コンサート・ワークショップ  
              11月9日および10日、日本の伝統楽器である、三味線、尺八、和太鼓のワークショップとコンサートがルーマニア・アメリカン大学にて開催されました。三味線は世界各地で活躍する大野敬正氏、尺八は「幻想尺八家」入江要介氏、和太鼓はイタリア在住の八尋無元氏と、いずれも若くエネルギッシュなアーティストを迎えて実施されました。ワークショップでは、アーティストが個々の楽器の演奏方法や歴史を実演を交えながら紹介し、参加者は実際に楽器を手にとり演奏することができました。コンサートは、予約の席が2時間で埋まってしまう盛況で、特に3人のアーティストのコラボは大きな拍手で迎えられました。アーティストは、テレビやラジオの生放送にも出演し、和楽器に対する関心の高さを印象づけました。  
            
             
              3 「ルーマニア・アカデミー図書館所蔵 お江戸浮世絵展」  
              11月15日から3日間、ルーマニア・アカデミー図書館において、浮世絵展が開催されました。アカデミー図書館の所蔵する浮世絵は約2000点、その中でも選りすぐりの浮世絵が公開されました。  
            
             
              4 「みんなのためのティーパーティー」 日本・ルーマニア・スコットランドの「お茶」ワークショップ 
              ブカレスト大学、ジャパン・スコットランドデスクの共催で、お茶のワークショップが行われました。  
             
              5 ティミショアラ日本映画際 
              17日から20日、ティミショアラの日本文化団体「やまと協会」と日本大使館との共催で、ティミショアラ西大学において、食をテーマにした5本の映画が上映されました。オープニングでは、石井大使夫妻ややまと協会の会長で、元在ルーマニア日本大使の津嶋大使が挨拶を行いました。  
               
            
             
              6 日本映画上映会  
              24日、ブカレスト大学法学部において、日本映画「銀の匙」が上映されました。  
            
             
              7 日本映画祭  
              25日から27日、ブカレスト農民博物館に於いて、日本大使館と国際交流基金の共催により「日本映画祭 フードシネマ」上映会が開催されました。オープニングでは妹尾参事官が挨拶を行いました。初日の映画「カラアゲ☆USA」では、上映後に東京レストラン、レストランKANPAIの協力により、観客が唐揚げと寿司を楽しみました。このほか、「銀の匙」「ぶどうのなみだ」「海のふた」「あかね空」が上映され、好評を博しました。  
            
             
              8 カラオケ大会「のど自慢」  
              26日、カンテミル大学に於いて、日本大使館とカンテミル大学の共催によりカラオケ大会「のど自慢」が実施されました。ルーマニア各地から応募した15組の方たちが、日本の歌曲を歌いました。審査員で参加した石井大使、瓦愛都氏も歌いました。成績優秀者には、フマニタス書店、日本雑貨店「匠」より豪華な賞品が贈呈されました。  
            
              
 
  (了)  
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