領事情報 トラブルの際は
犯罪にあった場合
- 警察への通報
- まず、警察署に届け出て下さい。管轄する警察署がわからない場合でも、112番(日本の110番)に通報した際に尋ねれば教えてくれます。もちろん日本大使館でも調べることができます。旅券を盗られた場合の発給、旅行者傷害保険の請求の際、クレジットカードが不正使用された場合等に必要ですから、被害届出の証明書の発行を受けて下さい。
- 但し警察に被害の届出を行うには、ルーマニア語が話せない場合は通訳が必要になります(※日本大使館に通訳のリストを用意していますが、通訳料金、条件等に関しては、ご自身と通訳の間で決めて下さい)。
- 被害にあったクレジットカードの会社等への連絡
- 大使館への通報
- 以上が済みましたら、お手数ですが日本大使館にも被害事実をお知ら下さい。 大使館では、事案によってはルーマニア当局に捜査依頼をしたり、取締り強化の要請をしたり、被害状況の分析をして他の在留邦人、邦人旅行者の防犯の参考となるようにその情報を活用させて頂きます。但し、物品を盗られた程度ではルーマニア警察は捜査までしないようで、この様な物品はまず見つからないのが普通です。
- 旅券等の発行
- 旅券を盗まれたら警察署で被害届を出し、被害受理証明書の発行を受け、ブカレストの日本大使館で発給の申請をして下さい(「御注意」も参照して下さい)。旅行者傷害保険等の請求をされる場合も警察発行の被害届出証明書の発行を受ける必要があります。各種被害に関し、警察は明らかに犯罪によるものと認定しない限り証明書を発行しないことが多いようです。但し、旅券が被害品に含まれる場合は証明書が必要ですからその旨説明して下さい。
急病・負傷の場合
医療情報
交通事故
交通事故を起こしてしまったら、以下のように対処して下さい。
- 軽微な事故(物損事故)の場合
- 先ず相手の氏名、電話番号、車の番号、相手の保険会社名、保険証書のナンバーを控えます。
- 事故現場を管轄する警察署の「軽微事故室」に当事者双方で出向きます。
- 同所で書類を記入作成して、警察官がどちらの当事者に責任があるかを判断し、車両の「修理許可」を発給します。(車の修理に必ず必要です)
- ルーマニアにも強制保険があり、事故責任がある当事者の保険で相手方の修理費用を支払うことになります。場合によって罰金を科されたり、運転免許の停止(最低3ヶ月~日本のように交通安全の講習を受講すれば、期間が短縮されるということはありません。)や免許の取消し措置もあります。
- 人身事故の場合は
- 車両を移動させずに、警察に通報し、警察官が現場に到着するまで待って下さい。
- 警察官到着後は、現場の警察官の指示に従って下さい。
- 救急車は、日本のように警察が呼んでくれないので、事故当事者等が呼ぶ責任があります。
交通警察(ブカレスト市内)
緊急通報(重大な事故):9544、(021)-323-9560
112番(通常の警察緊急電話)経由でも通報できます。
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