講演会「日本の経験から学ぶ防災と地震対策」の開催
9月26日(金),当館はルーマニア内務省緊急事態総局と共催のもと,講演会「日本の経験から学ぶ防災と地震対策」を開催します。
同講演会では,ルーマニアにおける緊急事態対策の要であるアラファト内務次官(当時,保健次官)が昨年11月の訪日中に学んだ日本の防災や地震対策に関する知見を発表するほか,地震工学に関してJICAを通じて日本との協力を行ってきたヴァカレアヌ・ブカレスト土木工科大学副学長が講義を行います。
ルーマニアにおいては,ヴランチャ県を震源とした大規模地震が発生する可能性が長年に亘って懸念されていますが,日本政府はこれまで2002年-2007年に実施されたルーマニアへの技術協力プロジェクト「地震災害軽減計画」において,ルーマニアの研究員の受け入れや日本からの専門家の派遣,機材の供与を実施するなど,様々な形でこの分野の協力を行ってきた実績があります。
講演会の内容は,決して専門家のみに向けられたものではなく,政府関係者や一般市民を対象としたものです。日本がこれまでの自然災害における経験から積み上げてきた防災と地震対策に関する知見をルーマニアの方々と共有し,それに基づいて,将来起こりうる大地震に対してできる限り良い準備が出来ることを期待しています。たくさんの方々のご参加をお待ちしています。
主催:在ルーマニア日本大使館,ルーマニア内務省緊急事態総局
後援:ルーマニア外務省,ルーマニア教育省,ブカレスト市役所
開催日時:9月26日(金)17:00- (1時間半程度)
場所:ブカレスト工科大学ホール「Radu Voinea」(AN010)
言語:ルーマニア語
入場:無料
(了)
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