キュリー夫人小児救急病院において草の根無償G/C署名式が行われました
2010年3月16日、ブカレストにあるキュリー夫人小児救急病院において「草の根・人間の安全保障無償資金協力」G/C(贈与契約書)署名式が執り行われました。
(1)供与金額:6万2,925ユーロ(899万8,275円)
(2)G/C署名者:雨宮日本大使及びスマランダケ・キュリー夫人小児救急病院
院長 (3)案件内容: キュリー夫人小児救急病院は年間約2万7000人の患者が入院するルーマニア国内でも有数の規模を有する小児病院で、全国から難病の子どもたちが搬送されています。しかし、第2外科の手術室では約30年前の機材が使用されていました。今般、日本政府は手術台1台、手術室用照明システム1台、電気メス3台を整備するための贈与契約を締結し、これにより効率的な手術室運営が可能となり、合併症の予防や患者の予後改善に寄与することが期待されています。
G/C署名式において雨宮大使は、「今般の計画実施が、ブカレスト市のみならず全国の小児医療改善に役立てば幸いです。」と述べました。
日本大使館は、草の根無償案件の実施により日本とルーマニアの友好関係がさらに強化されることを願っています。
|