日・ル経済委員会のルーマニア訪問

平成20年5月11日~16日、日本ルーマニア経済委員会の代表団がルーマニアを訪問しました。この委員会は36年の歴史を有しており、両国間の経済活動・貿易の活発化のために活動しています。団長は井上ジェイテクト(旧光洋精工)相談役で、今回の代表団には製造業だけではなく、IT系企業、商社からも参加がありました。12日、大使公邸に一行を招き、津嶋大使よりルーマニアの政治経済に関し解説を行った後、ジェトロ・ブカレストより投資環境について説明がありました。また13日に一行は、ルーマニア側のカウンターパートであるルーマニア商工会議所を訪問しました。ルーマニア商工会議所における会合には、津嶋大使も臨席しました。会合の席上、外国投資庁(ARIS)、中小企業・通商・観光・自由業省からルーマニアの投資環境について説明がありました。ルーマニア商工会議所のディミトリウ副会頭からは、「日本ルーマニア商工会議所」を設立すれば、より両国の経済関係の強化に資することが期待されるとの提案がありました。今回の代表団は在ルーマニア日系企業からなっており、当地におけるEU基金の取得方法や査証取得の問題等について活発な議論が行われました。
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