日本研究セミナー「日本企業の考える『価値』~発展を可能とした企業文化~」
以下のとおり、セミナーを行います。ご興味のある方はぜひお越し下さい。
日時
:2009年11月6日 10:00~12:00
会場
:ブカレスト経済大学(Academia
de Studii Economice din Bucuresti)
Aula Magnaホール
住所
:Piata Romana nr.6, Bucharest
使用言語 :英語
入場料
:無料(事前登録などは必要ありません)
主催・共催 :在ルーマニア日本大使館、ブカレスト経済大学、国際交流基金 |
講演内容:
角南教授「日本企業のイノベーションの変遷」
小林教授「挑戦・創造・革新を生み出す企業文化―ホンダの事例―」
<概略>
戦後日本の高度経済成長を支えたイノベーションの源泉、それは優秀なエンジニア集団でもMBAを持ったエリート経営者でもなく、常に企業の目的は何か、「価値」とは何かについて時代を先行して考え続けるビジョナリーなリーダーと、そのビジョンに熱意と忍耐で応える技術スタッフがもたらす日本独自の企業文化だった。小さな町工場から数十年の間に世界的な企業に成長したHondaを事例として、グローバル化するビジネスにおいて、企業は社会に対しどのような「価値」を示すことができるかを再考する。
講師
小林 三郎(こばやし さぶろう)教授
一橋大学大学院・国際企業戦略研究科 客員教授
1968年早稲田大学理工学部機械工学科卒。1970年カリフォルニア大学・バークレー校
Master of Science(修士)。1971年
本田技術研究所入社。2000年本田技研工業(株)/経営企画部長(兼)経営企画室長、2005年本田技術研究所/主席研究員、2005年ホンダ退職。
角南 篤(すなみ あつし)准教授
政策研究大学院大学科学技術・学術政策プログラム・ディレクター、准教授
1988年ジョージタウン大学School
of Foreign Service卒業,89年株式会社野村総合研究所政策研究部研究員,92年コロンビア大学国際関係・行政大学院Reader,93年同大学国際関係学修士,2000年東京大学先端科学技術研究センター協力研究員,2001年同客員研究員,コロンビア大学政治学博士号(Ph.D.)取得。
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