第18回日本語弁論大会が,3月15日(土),当館とルーマニア日本語教師会の共催により,ブカレスト大学中央図書館において開催されました。
初級者を対象とするA部門に13名,中級者以上を対象とするB部門に8名が参加し,「私の大切な思い出」をテーマに,日ごろの日本語学習の成果を発揮して思いのこもったスピーチを披露しました。
同大会には,審査委員長としてポーランドから中野二郎国際交流基金派遣専門家に参加いただきましたが,同専門家からの総評においては,ルーマニアにおける弁論大会が過去18年間引き続き行われ,伝統のある大会になっていることや出場者のレベルが高かったことに関して,賞賛の言葉が述べられました。
なお,大会前日の14日(金)には,「日本文化の夕べ」と題して,当地日本語教育関係者及び文化機関関係者等を大使公邸に招いたレセプションを開催し,山本大使が日頃の活動や当館との協力に対する感謝の意を表しました。
栄えある入賞者の方々は以下のとおりです。
●A部門(初級者)
第1位 ヴルチェスク・クリスティーナさん(「ひまわり」協会)
「私の大事な思い出」
第2位 バドゥレスク・ディアナさん(ヒペリオン大学)
「サバイバル」
第3位 コリバン・ナオミさん(日本武蔵野センター)
「変化の物語」
●B部門(中級者以上)
第1位 ディンカ・クリスティーナ・マダリナさん(ブカレスト大学)
「小さなことこそ大きな違いを生む」
第2位 ボラメット・エルジェアンさん(ディミトリエ・カンテミール大学)
「情熱から導かれるチャンス」
第3位 シャンドゥル・イオンさん(ルーマニア・アメリカ大学日本研究センター「アンジェラ・ホンドゥル」)
「家族との時間」 |