天満敦子さんコン サート
チプリアン・ポルンベスクの「望郷のバラード」は日本では天満敦子さんによっておなじみになっていますが、その天満さんが140人の日本人観光客とともに、6月13日にはブラショフの黒の教会で、15日にはブカレストのアテネ音楽堂でコンサートを開かれました。その前の14日の朝には、小林亜星さんとともにルーマニアの国営テレビの会見に応じられ、天満さん、小林さんのルーマニアやチプリアン・ポルンベスクとのつきあいについて説明されていました。
コンサートではバッハのバイオリン協奏曲の1番と2番。驚くなかれ、ジョルジェ・エネスク交響楽団のディレクターであるリカレツさんが、アンサンブルの中に入ってハープシーコードを演奏していました。嬉しい協演というところでしょうか。次いで小林亜星さんの「過ぎ去りし日々」と「旅人の詩」が演奏され、最後は例によってチプリアン・ポルンベスクのバラードにより締めくくられました。
当日は日本人会や日本人学校の皆様も大勢駆けつけられ、たくさんの花束が贈られました。天満さんはそのあとフルショバからツルチェア経由でドナウデルタを一行の観光客と散歩され、それからドナウ川をさかのぼって、鉄門を経由してブダペストまでクルーズされる予定です。このような素晴らしい企画が今後も続いて欲しいものです。
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