トランシルバニアの首都クルージュでの日本の活動

2月8日、津嶋大使はクルージュにあるバベシュ・ボヤイ大学において「日本とソフトパワー」について講演会を行いました。津嶋大使はマルガ学長から同大学の日本語科の格上げについて相談を受けており、日本語科の先生方を含めた意見交換等を行う機会に、この講演会が実現しました。
講演会冒頭、津嶋大使とマルガ学長の間で、国際交流基金よりの日本関連書籍に関する寄贈式も行われました。同大学の教授や学生を中心に約400名が熱心に講演会を聴講し、講演後の質疑応答や記者会見では、津嶋大使に対して矢継ぎ早に質問がなされ、クルージュの方々の対日関心の高さが感じられました。クルージュの多くの人が期待しているように、日本からの投資が活発化し、それがあらゆる面での二国間交流につながることを願っています。
9日、津嶋大使はプライベートな時間を利用して、クルージュにある剣道クラブの練習に赴き、大使自ら指導にあたられました。二時間にも及んだ練習にはクルージュの剣道家約25名が熱心に参加し、地元のテレビ局らも練習風景を撮影していました。
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