家森京都大学名誉教授による「日本食と長寿」についての講演会
6月24日(火)午後6時より、食と健康長寿の関係に関する研究で著名な家森京都大学名誉教授による「日本食と長寿」をテーマとした講演会を大使公邸にて実施しました。家森教授より、世界をまたにかけた学術調査に基づいて、大豆、魚そして野菜のバランスのとれた食事が健康長寿のために大切であること、またそれのみならず食育・食環境の整備も重要であること等についてお話しいただきました。
おかげさまで講演会はほぼ満員という盛況ぶりで、参加されたルーマニア医療関係者やプレス関係者の方々からも多くの関心が寄せられました。また、講演会後の日本食ビュッフェでは多くの方々から「美味しいだけでなく健康的」との嬉しいコメントをいただきました。
講演会での家森教授のお話しによると、現在日本人の平均寿命とルーマニア人の平均寿命には約10年の差があるようです(日本人平均寿命は(女性86歳、男性79歳)、ルーマニア人平均寿命(女性:75歳、男性:69歳))。今回の講演会がルーマニア人の食生活が改善されるきっかけとなり、この差がいつか縮小されることを願っています。
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