日本政府よりルーマニア国立フィルム・アーカイブへ
最新の資料修復保存機材を供与

10月21日、ルーマニア外務省において「平成20年度一般文化無償資金協力」署名式が執り行われました。
(1)供与金額:5,120万円(366,000ユーロ)
(2)署名者:ゲオルギュウ外務省次官、東大使
(3)案件内容:ルーマニア国立フィルム・アーカイブへ最新の資料修復保存機材を供与することにより、同機関が保有するルーマニアの歴史的・文化的フィルム遺産及びその他多くのフィルムコレクションの保存状態を改善し、それらの次世代への継承を支援することで、今後の同機関のより活発な文化活動を支援するもの。
署名式典においては東大使より、「本件供与を通じて日本がフィルム・アーカイブにおけるフィルムの保存・修復活動に関連機材供与という形で協力し、ルーマニアにおける歴史的・文化的国家遺産保存活動の向上に微力ながら寄与しているということを嬉しく思います。」旨の挨拶がありました。
本件供与の実現が今後の同フィルム・アーカイブの活動の飛躍的向上につながり、同フィルム・アーカイブを通じて今後のルーマニアにおける日本との文化交流がより活発になることが期待されます。
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