在ルーマニア日本国大使館
Embassy of Japan in Romania

 

 

ゲオルゲ・バグレスク(「大和魂」著者)についての

シンポジウムが開催されました

12月16日(木),ティトゥレスク欧州基金において,「ゲオルゲ・バグレスク -大和魂を持った偉大なルーマニア人-」と題したシンポジウムが開催され,在ルーマニア日本国大使館より雨宮大使他館員が出席しました(主催:ティトゥレスク欧州基金及びルーマニア・日本文化協会)。

シンポジウムでは,ナスターセ・ティトゥレスク欧州基金理事長による司会の下,元駐日ルーマニア大使,日本研究者,ゲオルゲ・バグレスクのご家族等の方々により,バグレスク氏及び同氏の著書「大和魂」について興味深い話が披露された他,バグレスク氏の浮世絵コレクションの展示,日本関連図書の展示が行われました。

当館からは雨宮大使がバグレスク氏の著作「大和魂」に関連した武士道の精神,現在の日本人と大和魂等について話をしました。

今回のシンポジウムを機会として,今後も引き続き様々な分野において日本とルーマニアの文化・知的交流が継続・拡大されることが期待されます。

【参考:ゲオルゲ・バグレスク(1894-1963)】
1934-1939年:ルーマニア公使館付武官として東京に在住。
1941-1943年:駐日,満,華ルーマニア公使
同氏の著書「大和魂」は1936年に刊行され,英,仏,日本語に翻訳されています。また,バグレスク氏は東洋美術品の蒐集家として有名であり,そのコレクションの多くがルーマニア政府に寄贈されています。

 

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