令和元年春の外国人叙勲

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 令和元年5月21日(日本時間)、日本政府は、令和元年春の外国人叙勲受章者を発表し、この中でコンスタンティン・キリアック氏が叙勲されることが公表されました。同氏は、ルーマニアにおける日本文化紹介及び芸術分野における日本・ルーマニア間の交流の促進に寄与した功績が認められ、このたび、旭日中綬章を受章することとなりました。この叙勲の内容は、以下のとおりです。
 

・賞賜:    旭日中綬章
・功績概要:  ルーマニアにおける日本文化紹介及び芸術分野における日本・ルーマニア間の交流の促進に寄与
・氏名:    コンスタンティン・キリアック(61歳、男性)
・主要経歴:  ラドゥ・スタンカ国立劇場総支配人
        シビウ国際演劇祭総監督
        シビウ・ルチアン・ブラガ大学教授
・国籍、現住所:ルーマニア、シビウ県シビウ市
 

 キリアック氏は、平成6年に自らの発意で設立したシビウ国際演劇祭の総監督として、同演劇祭を学生限定の小さなものから現在では欧州三大演劇祭に数えられる規模に発展させました。その過程の初期からルーマニアでの日本舞台芸術の紹介及び芸術を通じた対日理解の増進に大きく貢献しています。同演劇祭は毎年約20名の日本人ボランティアが採用され、現地のルーマニア人ボランティアとの交流を深める等、両国の舞台芸術関係者間の交流にも大きく貢献しています。
 
 また、やはりシビウに所在するラドゥ・スタンカ国立劇場総支配人として、日本人演出家との共同作品制作等を通して、両国間の舞台芸術交流の中心的役割も果たしています。

 さらに、ルチアン・ブラガ大学教授として、日本の多くの大学との学生交流の枠組み作りや、我が国における舞台芸術を通じた社会貢献を行う人材の育成にも尽力し、若手アーティスト育成を目的とした若手演出家交換プロジェクトを通して、舞台芸術の社会や地域への貢献可能性を日本の若者に教育する活動もしています。