二国間関係

令和4年7月20日

これまで大きく発展してきた日・ルーマニア関係は,2021年に外交関係樹立100周年を迎えました。また経済関係では進出日系企業は100社を超え,当地に約4万人の雇用を創出しています。
要人の往来では,2018年1月、安倍総理が日本の総理大臣として初めてルーマニアを訪問し、ヨハニス大統領との間で日・ルーマニア首脳会談が行われ、両国の戦略的パートナーシップ構築に向けた関係強化を確認しました。

その状況については,以下の項目をご参照ください。

・両国間の要人往来について           : 要人往来
・経済関係の概要や関連の出来事,イベントについて: 経済概況
・二国間経済関係について            : 二国間経済関係
・最近の政治・経済にかんする情報        : ルーマニア月報
・過去の経済協力実績について          : 経済協力実績

片江大使によるヨハニス大統領への信任状捧呈式

 1月22日、片江大使は、ヨハニス・ルーマニア大統領に信任状を捧呈しました。 信任状捧呈式後に行われた会談の中で、片江大使は、天皇陛下からのメッセージを伝達すると共に、元日の能登半島地震の被災者に関して、ヨハニス大統領より、お見舞いの言葉を頂いたことに感謝の意を表明しました。その後、片江大使より、昨年3月に日本とルーマニアの間で署名された戦略的パートナーシップ共同声明を自らの任期中に具体的な行動に移していくとの決意を表明しました。ヨハニス大統領は、戦略的パートナーシップの実施に対するルーマニアのコミットメントを強調し、ブライラ橋や地下鉄6号線の建設における日本の貢献に謝意を表明しました

植田大使が「忠実な功労」国家勲章大十字架章を受章

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 12月28日、植田大使はヨハニス大統領より「忠実な功労」国家勲章大十字架章を授与されました。授賞式は外務省で行われ、オドベスク外務大臣から勲章を植田大使に授与しました。植田大使は、「ルーマニアでの3年間の任務が終わりに近づいています。日本とルーマニアの関係を戦略的パートナーに格上げする作業を担えたことを誇りに思います」と述べました。2023年3月、日本とルーマニアは「戦略的パートナーシップ構築のための日・ルーマニア共同声明」に署名しました。同年は、日本企業の多大な貢献により建設されたドナウ川に架かるブライラ橋が開通しました。ブライラ橋はEUで三番目に長い吊り橋です。

令和元年秋及び令和2年春の外国人叙勲伝達式の実施- マリア・アレクサンドリナ・ポペスク元大使館職員(瑞宝単光章)、エレナ・ポスピシル元大使館職員(瑞宝単光章)

4月13日、令和元年秋の外国人叙勲及び令和2年春の外国人叙勲の伝達式を実施しました。大使館職員として日本国在外公館活動に寄与した、マリア・アレクサンドリナ・ポペスク氏及びエレナ・ポスピシル氏が瑞宝単光章を受章しました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で伝達式の実施が遅れていました。
式典で植田大使は、両名の功績を称えるとともに、謝意を述べました。
 
令和元年秋の外国人叙勲
令和2年春の外国人叙勲