新型コロナウイルス感染のルーマニアにおける現状等について(1月25日の感染状況等について)
令和3年1月25日
●1月25日発表の一日当たりの新規感染者数は,約2,000人弱と減少傾向にあり,ブカレストにおいては,感染者数の割合が低下したことにより,25日からレストランの営業規制等を一部緩和しました。
●他方,感染力が強い英国由来の変異種がブカレスト市内でも複数件確認されており,引き続き感染防止に十分な注意が必要です。また,集中治療室の患者数が1,017人と,昨年末から1,000人台が長期にわたって継続していることにもご留意下さい。
【本文】
1.1月25日13時時点での内務省傘下の戦略コミュニケーション・グループの発表によれば,ルーマニア国内での新型コロナウイルス感染者数は,累積712,561人,前日からの増加1,551人。また死亡者数は,累積17,841人で,前日からの増加65人です。感染者数及び死亡者数ともに減少傾向にありますが,ブカレスト市内でも変異種が複数確認(ある一つの学校の関係者9名が陽性で英国型変異種であったとの報道)されており,新たな感染拡大に注意を要します。また,集中治療を受けている患者は,本日も1,017人となっており,昨年末から1,000人台が継続しているため,全国レベルで集中治療室の病床が逼迫している状態が続いています。感染して治癒した者の数は,累積654,875人。検査は,5,921件(累計約530万件)が行われました。
引き続き,マスク着用,手洗い励行,人混みを避ける等の最大限の注意をしてください。
以上の統計は,ルーマニア保健省国立公衆衛生研究所の以下のウェブサイトから最新情報が確認できます。
https://instnsp.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/5eced796595b4ee585bcdba03e30c127
2.各地域の感染状況
(1)地域的な検疫措置
25日時点で、直近14日間の1,000人あたりの感染者数の割合等が多い6か所の自治体では,域外との申立書なしの往来の原則的な禁止,夜間(22時から翌日6時)の外出禁止等の検疫措置が実施されています。また,ブカレスト市近隣のイルフォヴ県チョルグルラ(Ciorogarla)が12日から,ダスカル(Dascalu)が16日から,それぞれ検疫措置に置かれています。
関係する方は,十分に注意してください。
1月19日時点での,ルーマニア政府作成による検疫措置に置かれている全国自治体の最新リストはこちら。
https://www.igsu.ro/Resources/IU/Ordine/1611048657899.pdf
(2)本日の時点で,直近14日間の1,000人あたりの新規感染者数の割合が3人を超えている自治体の総数は減少しましたが,ティミシュ県(3.48人)及びクルージュ県(3.07人)は,現在も3人を超えています。
皆様におかれては,引き続き十分な感染症防止対策を心掛けてください。
(3)ブカレストにおける規制緩和について
ブカレストでは,1,000人当たりの感染者数が3.0人を下回ることが継続したことから,22日ブカレスト緊急事態委員会は,25日より一部の規制措置を緩和することを発表しました。主な内容は以下のとおりです。
ア レストラン及びコーヒーショップは,6時から21時の間,最大収容人数の30%を上限として,室内での営業を再開できる。
イ 映画館,劇場及びその他の文化施設は,最大収容人数の30%を上限として,再開できる。
3.ルーマニアからの渡航者に対する入国関連の規制
(1)欧州等で,ルーマニアからの渡航者(国籍を問わず,日本人も含みます。)に対して入国関係(トランジットを含む場合もあります)の規制を課している国・地域が,ルーマニア外務省によれば,現在以下の合計31か国に上ります。
これらの国・地域への渡航には,以下のルーマニア外務省ホームページ等の渡航情報や渡航先国の在ルーマニア大使館等で,事前に具体的な内容をご確認ください(規制の具体的内容が国・地域により異なり(入国禁止,航空便の運航禁止,隔離措置,陰性証明の提示等),また随時変更されます。)。
https://www.mae.ro/travel-alerts/
http://www.mae.ro/node/51982
https://reopen.europa.eu/en
http://www.mae.ro/node/51759
http://www.mae.ro/node/51880
オーストリア,ベルギー,ボスニア・ヘルツェゴビナ,チェコ,キプロス,
クロアチア,デンマーク,エストニア,ロシア,フィンランド,
ドイツ,ギリシャ,アイルランド,アイスランド,イタリア,
ラトビア,リトアニア,マルタ,モンテネグロ,オランダ,
ノルウェー,モルドバ,英国,スロバキア,セルビア,
スペイン,スロベニア,トルコ,ハンガリー,ウクライナ,
ポーランド,米国。
(2)オーストリア及び英国については,以下のリンク先から日本大使館の案内をご確認ください。なお,常時変更される可能性がありますので,渡航される場合には,航空会社等に事前に再確認されることをお勧めします。
ア オーストリア
入国前オンライン登録義務について
https://www.at.emb-japan.go.jp/files/100138440.pdf
入国制限の概要
https://www.at.emb-japan.go.jp/files/100139031.pdf
イ 英国
英国への入国について
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00201.html
【問い合わせ先】
在ルーマニア日本国大使館領事部
電話:+40-21-319-1890
メール:consular@bu.mofa.go.jp
●他方,感染力が強い英国由来の変異種がブカレスト市内でも複数件確認されており,引き続き感染防止に十分な注意が必要です。また,集中治療室の患者数が1,017人と,昨年末から1,000人台が長期にわたって継続していることにもご留意下さい。
【本文】
1.1月25日13時時点での内務省傘下の戦略コミュニケーション・グループの発表によれば,ルーマニア国内での新型コロナウイルス感染者数は,累積712,561人,前日からの増加1,551人。また死亡者数は,累積17,841人で,前日からの増加65人です。感染者数及び死亡者数ともに減少傾向にありますが,ブカレスト市内でも変異種が複数確認(ある一つの学校の関係者9名が陽性で英国型変異種であったとの報道)されており,新たな感染拡大に注意を要します。また,集中治療を受けている患者は,本日も1,017人となっており,昨年末から1,000人台が継続しているため,全国レベルで集中治療室の病床が逼迫している状態が続いています。感染して治癒した者の数は,累積654,875人。検査は,5,921件(累計約530万件)が行われました。
引き続き,マスク着用,手洗い励行,人混みを避ける等の最大限の注意をしてください。
以上の統計は,ルーマニア保健省国立公衆衛生研究所の以下のウェブサイトから最新情報が確認できます。
https://instnsp.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/5eced796595b4ee585bcdba03e30c127
2.各地域の感染状況
(1)地域的な検疫措置
25日時点で、直近14日間の1,000人あたりの感染者数の割合等が多い6か所の自治体では,域外との申立書なしの往来の原則的な禁止,夜間(22時から翌日6時)の外出禁止等の検疫措置が実施されています。また,ブカレスト市近隣のイルフォヴ県チョルグルラ(Ciorogarla)が12日から,ダスカル(Dascalu)が16日から,それぞれ検疫措置に置かれています。
関係する方は,十分に注意してください。
1月19日時点での,ルーマニア政府作成による検疫措置に置かれている全国自治体の最新リストはこちら。
https://www.igsu.ro/Resources/IU/Ordine/1611048657899.pdf
(2)本日の時点で,直近14日間の1,000人あたりの新規感染者数の割合が3人を超えている自治体の総数は減少しましたが,ティミシュ県(3.48人)及びクルージュ県(3.07人)は,現在も3人を超えています。
皆様におかれては,引き続き十分な感染症防止対策を心掛けてください。
(3)ブカレストにおける規制緩和について
ブカレストでは,1,000人当たりの感染者数が3.0人を下回ることが継続したことから,22日ブカレスト緊急事態委員会は,25日より一部の規制措置を緩和することを発表しました。主な内容は以下のとおりです。
ア レストラン及びコーヒーショップは,6時から21時の間,最大収容人数の30%を上限として,室内での営業を再開できる。
イ 映画館,劇場及びその他の文化施設は,最大収容人数の30%を上限として,再開できる。
3.ルーマニアからの渡航者に対する入国関連の規制
(1)欧州等で,ルーマニアからの渡航者(国籍を問わず,日本人も含みます。)に対して入国関係(トランジットを含む場合もあります)の規制を課している国・地域が,ルーマニア外務省によれば,現在以下の合計31か国に上ります。
これらの国・地域への渡航には,以下のルーマニア外務省ホームページ等の渡航情報や渡航先国の在ルーマニア大使館等で,事前に具体的な内容をご確認ください(規制の具体的内容が国・地域により異なり(入国禁止,航空便の運航禁止,隔離措置,陰性証明の提示等),また随時変更されます。)。
https://www.mae.ro/travel-alerts/
http://www.mae.ro/node/51982
https://reopen.europa.eu/en
http://www.mae.ro/node/51759
http://www.mae.ro/node/51880
オーストリア,ベルギー,ボスニア・ヘルツェゴビナ,チェコ,キプロス,
クロアチア,デンマーク,エストニア,ロシア,フィンランド,
ドイツ,ギリシャ,アイルランド,アイスランド,イタリア,
ラトビア,リトアニア,マルタ,モンテネグロ,オランダ,
ノルウェー,モルドバ,英国,スロバキア,セルビア,
スペイン,スロベニア,トルコ,ハンガリー,ウクライナ,
ポーランド,米国。
(2)オーストリア及び英国については,以下のリンク先から日本大使館の案内をご確認ください。なお,常時変更される可能性がありますので,渡航される場合には,航空会社等に事前に再確認されることをお勧めします。
ア オーストリア
入国前オンライン登録義務について
https://www.at.emb-japan.go.jp/files/100138440.pdf
入国制限の概要
https://www.at.emb-japan.go.jp/files/100139031.pdf
イ 英国
英国への入国について
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00201.html
【問い合わせ先】
在ルーマニア日本国大使館領事部
電話:+40-21-319-1890
メール:consular@bu.mofa.go.jp