新型コロナウイルス感染のルーマニアにおける現状等について(新型コロナウイルス・ワクチンの予防接種状況等)
令和3年2月18日
●ルーマニアの新型コロナウイルス・ワクチンの予防接種では、現在3社のワクチンが使用されていますが、これまでのところ、死亡例といった特に重篤な副反応は報告されていない模様です。
●接種対象者には、当地在留外国人も接種対象として含まれることが規定されています。
現在の接種状況は、第一段階(医療従事者)を終え、1月15日から第二段階(高齢者、慢性疾患者、重職にある者等)が始まっています。第三段階(国民一般)については、各種報道は当初、4月頃開始予定としていましたが,第二段階のワクチン接種に遅れが見込まれることも報じられており,当初予定より遅れることが見込まれています。
1 新型コロナウイルス・ワクチンの予防接種状況
(1) ルーマニアでの予防接種は、昨年12月27日から開始されています。接種は任意であり、かつ、無償です。
(2) 接種対象者は3グループに分けられており、第一段階(医療従事者)を終え、1月15日から第二段階(高齢者、慢性疾患者、重職にある者等)が始まっています。
第三段階(国民一般)については、当初,4月頃開始予定と報じられていましたが,最近では第二段階のワクチン接種に遅れが見込まれることも報じられており,現時点での接種開始時期は未定です。
(3) ワクチン接種に関する全般的な規定(接種対象者等)は、新型コロナウイルス・ワクチン戦略に関する政府決定第1031号(昨年11月27日付)により定められています。
また、1月20日付政府決定第12号により、当地在留外国人も接種対象として含まれることが規定されています。
政府決定第1031号原文
http://legislatie.just.ro/Public/DetaliiDocument/234094
政府決定第12号原文
https://vaccinare-covid.gov.ro/wp-content/uploads/2021/02/HOTARARE-nr.-12-din-20-ianuarie-2021.pdf
(4) ワクチンの種類は、昨年の接種開始から使用されているビオンテック・ファイザー製ワクチン、2月4日から接種が開始されたモデルナ製ワクチンに加え、2月15日からアストラゼネカ製ワクチンの接種も開始され、現在はこの3社のワクチンが使用されています。
なお、被接種者側でワクチンの種類を選ぶことは原則として出来ない模様です。
(5) ワクチン接種状況、副反応件数は、毎日ルーマニア当局から発表されています(接種ワクチン別による内訳数値等は下記リンクから御確認ください。)。
これまでのところ、死亡例といった特に重篤な副反応は報告されていない模様です。
https://vaccinare-covid.gov.ro/actualizare-zilnica-17-02-evidenta-persoanelor-vaccinate-impotriva-covid-19/
ア 2月17日17時時点の当局発表
(ア) 過去24時間に接種を受けた人数
1回目接種 19,180人
2回目接種 24,139人
(イ) これまでに接種を受けた総人数
1回目接種 229,448人
2回目接種 505,480人
(ウ) 過去24時間以内のワクチンによる副反応数
局所的副反応(接種箇所付近) 14件
その他一般的副反応 150件
(エ) これまでのワクチンによる副反応総数
局所的副反応(接種箇所付近) 601件
その他一般的副反応 2,633件
2 ルーマニア国内の新型コロナウイルス感染状況
以上の統計は,ルーマニア保健省国立公衆衛生研究所の以下のウェブサイトから最新情報が確認できます。
https://instnsp.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/5eced796595b4ee585bcdba03e30c127
(3)本日の時点で,直近14日間の1,000人あたりの新規感染者数の割合が3人を超えている県は、ティミシュ県(3.86人)のみであり、ブカレスト市は2.19人、イルフォブ県は2.17人です。
引き続き,マスク着用,手洗い励行,人混みを避ける等の最大限の注意をしてください。
【問い合わせ先】
在ルーマニア日本国大使館領事部
電話:+40-21-319-1890
メール:consular@bu.mofa.go.jp
●接種対象者には、当地在留外国人も接種対象として含まれることが規定されています。
現在の接種状況は、第一段階(医療従事者)を終え、1月15日から第二段階(高齢者、慢性疾患者、重職にある者等)が始まっています。第三段階(国民一般)については、各種報道は当初、4月頃開始予定としていましたが,第二段階のワクチン接種に遅れが見込まれることも報じられており,当初予定より遅れることが見込まれています。
1 新型コロナウイルス・ワクチンの予防接種状況
(1) ルーマニアでの予防接種は、昨年12月27日から開始されています。接種は任意であり、かつ、無償です。
(2) 接種対象者は3グループに分けられており、第一段階(医療従事者)を終え、1月15日から第二段階(高齢者、慢性疾患者、重職にある者等)が始まっています。
第三段階(国民一般)については、当初,4月頃開始予定と報じられていましたが,最近では第二段階のワクチン接種に遅れが見込まれることも報じられており,現時点での接種開始時期は未定です。
(3) ワクチン接種に関する全般的な規定(接種対象者等)は、新型コロナウイルス・ワクチン戦略に関する政府決定第1031号(昨年11月27日付)により定められています。
また、1月20日付政府決定第12号により、当地在留外国人も接種対象として含まれることが規定されています。
政府決定第1031号原文
http://legislatie.just.ro/Public/DetaliiDocument/234094
政府決定第12号原文
https://vaccinare-covid.gov.ro/wp-content/uploads/2021/02/HOTARARE-nr.-12-din-20-ianuarie-2021.pdf
(4) ワクチンの種類は、昨年の接種開始から使用されているビオンテック・ファイザー製ワクチン、2月4日から接種が開始されたモデルナ製ワクチンに加え、2月15日からアストラゼネカ製ワクチンの接種も開始され、現在はこの3社のワクチンが使用されています。
なお、被接種者側でワクチンの種類を選ぶことは原則として出来ない模様です。
(5) ワクチン接種状況、副反応件数は、毎日ルーマニア当局から発表されています(接種ワクチン別による内訳数値等は下記リンクから御確認ください。)。
これまでのところ、死亡例といった特に重篤な副反応は報告されていない模様です。
https://vaccinare-covid.gov.ro/actualizare-zilnica-17-02-evidenta-persoanelor-vaccinate-impotriva-covid-19/
ア 2月17日17時時点の当局発表
(ア) 過去24時間に接種を受けた人数
1回目接種 19,180人
2回目接種 24,139人
(イ) これまでに接種を受けた総人数
1回目接種 229,448人
2回目接種 505,480人
(ウ) 過去24時間以内のワクチンによる副反応数
局所的副反応(接種箇所付近) 14件
その他一般的副反応 150件
(エ) これまでのワクチンによる副反応総数
局所的副反応(接種箇所付近) 601件
その他一般的副反応 2,633件
2 ルーマニア国内の新型コロナウイルス感染状況
- ルーマニアは現在3月13日までの警戒事態下にあります。
以上の統計は,ルーマニア保健省国立公衆衛生研究所の以下のウェブサイトから最新情報が確認できます。
https://instnsp.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/5eced796595b4ee585bcdba03e30c127
(3)本日の時点で,直近14日間の1,000人あたりの新規感染者数の割合が3人を超えている県は、ティミシュ県(3.86人)のみであり、ブカレスト市は2.19人、イルフォブ県は2.17人です。
引き続き,マスク着用,手洗い励行,人混みを避ける等の最大限の注意をしてください。
【問い合わせ先】
在ルーマニア日本国大使館領事部
電話:+40-21-319-1890
メール:consular@bu.mofa.go.jp