野犬被害にご注意ください
令和5年1月23日
在ルーマニア日本国大使館
野犬被害にご注意ください
1月21日土曜日、ブカレスト市セクター6のモリイ湖周辺において、ランニング中の女性(40代のルーマニア人女性)が複数の野犬に襲われて死亡する事案が発生いたしました。この数日前にも、ブラショフ周辺で71歳の男性が野犬による被害によって命を落とす事案が発生しています。
皆様にありましては、野犬等による被害を避けるために以下の点に十分ご注意下さい。
〇 野犬に近づかない
✔ 野犬が出没する地域には近づかない。夜間、早朝など人通りの少ない時間帯は特に注意が必要です。
〇 野犬を刺激しない
✔ 野犬に吠えられた際、走って逃げるよりも少しずつ距離を取って離れる方が被害に遭いにくいと言われています。
〇 飼い犬(特に、鎖につながれていない場合)にも要注意
✔ 飼い犬に噛まれる被害も多く発生しています。すべての飼い犬が狂犬病の予防接種を受けているとは限りません。
もし、野犬等に噛まれたら、噛まれた部位を石けんで洗浄するなど応急手当をした後、早急に医療機関(下記参照)で診察を受けてください。事前に予防注射をしている人でも、治療のために数回の注射が必要になる場合もあります。
〇 「マテイ・バルシュ国立感染症研究所」(ブカレスト市内)
名称: Institutul Național de Boli Infecțioase "Prof. Dr. Matei Balș"
住所:Strada Dr. Calistrat Grozovici, Nr. 1, Sector 2, Bucharest
電話:021-201-0980
HP: https://www.mateibals.ro/
〇 ブカレスト市以外で狂犬病ワクチン接種が可能な病院