片江大使によるルーマニア「レオン」列車の出発式への参加

令和7年6月19日
   祝辞を述べる大使
   グルヤ社長から「レオン」列車の模型を頂いた大使
   ビジネスクラスのリクライニングシートでくつろぐ大使
6月19日、80年以上ぶりにルーマニアで純国産列車「レオン」の出発式がブカレスト北駅で開催され、片江大使が参加し祝辞を述べ、スパタル首相補佐官やルス上院運輸委員会副委員長、列車を製造したグランペット社のグルヤ社長ら関係者の皆さまと喜ばしい日を祝いました。
片江大使は、かつてのブカレスト・コンスタンツァ間の鉄道の近代化、現在建設中のM6地下鉄プロジェクト、日本企業による地上鉄道交通システム面でのビジネス協力といった日本とルーマニアの鉄道産業における協力関係が、単なるビジネスを超え、イノベーションや、持続可能なインフラ開発へのコミットメントという共通の価値観を反映している旨述べました。この列車は純国産ではあるものの、製造機器として日本の工作機械も使っているとのことであり、この輝かしい業績の背景に日本も関わっていることに感銘を覚えます。
在ルーマニア日本国大使館では、日本・ルーマニア両国の経済分野での交流が促進されるよう、取り組んでいます。
演説後、すべての招待客はプラットフォームへ向かい、そこで「レオン」列車での最初の乗車を体験しました。片江大使や列車試乗者は、最初の純ルーマニア製列車の技術と仕上げに感銘を受けました。