山本能楽堂による能ワークショップの開催と同団体に対する感謝状授与

令和7年6月29日
6月29日、在ルーマニア日本国大使館は、公益財団法人山本能楽堂及びルーマニア国立美術館との共催で能のワークショップを開催しました。ワークショップでは、山本能楽堂の山本章弘代表から能の歴史等に関するレクチャーがあった後、楽器の実演や面の説明があり、参加したヨシペル元駐日ルーマニア大使が能の衣装をまとう体験もしました。また、山本能楽堂はシビウ国際演劇祭(FITS)で公演後、ブカレストにて公演を行いましたが、FITSには今年で10年連続して出演されたことから片江大使より山本能楽堂に対し日ルーマニア交流促進に謝意を表する感謝状が授与されました。また、この機会に昨年開設された国立美術館オリエンタルギャラリーの日本の美術品についてガイドツアーも実施されました。
翌30日、片江大使は、アテネ音楽堂で開催された山本能楽堂の公演を鑑賞するとともに、ホワイエで開催された能公演記念浮世絵展の開会あいさつをしました。公演はデメテル文化相や、トゥルカン下院副議長・元文化相も鑑賞されました。
 在ルーマニア日本国大使館は、日本とルーマニアの文化交流の促進に向けて取り組んでいます。