「環境安全保障会議」における雨宮大使基調講演

1 4月28日(木),中央大学図書館において,環境・森林省及びジョージ・C・マーシャル協会他の共催による「環境安全保障会議」が開催されました。
2 会議には,ボルベイ環境・森林大臣,フルンザリカ・ジョージ・C・マーシャル協会ルーマニア支部長(ルーマニア日本友好議員連盟メンバー)のほか,中央大学図書館,ブカレスト・エコロジー大学,チェルナヴォーダ原子力発電所,マーシャル・センター,在ルーマニア独大及び米大関係者他約200名の参加がありました。
3 会議では,雨宮大使より,3月11日の東日本大震災後の我が国の状況及び今後の展望等につき,震災の被害状況,各国からの支援に対する謝意表明,日本人と自然災害,原発の現状と見通し,自衛隊や米軍の活躍,経済及びサプライ・チェーンへの影響と現状,安全性の担保,世界最先端の復興計画への世界企業参画の呼びかけ等を中心とする内容の基調講演が行われました(雨宮大使による基調講演の全文はこちら)。
4 その他,ボルベイ環境・森林大臣,ブクル・チェルナヴォーダ原子力発電所所長,ロジャンスキ・ブカレスト・エコロジー大学副学長,ペトロフ南東欧協力イニシアチブ(SECI)越境犯罪防止地域センター副所長等より,それぞれ,環境・森林省の環境安全保障戦略等の今後の優先取組課題,チェルナヴォーダ原子力発電所と福島第一原子力発電所との比較,環境安全保障の概念,環境問題へのSECIセンターの取組等につきプレゼンテーションが行われました。
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