ブカレスト地域における地震対策について
令和7年10月10日
リスクを示す表示
ルーマニアは地震国ですが、普段の生活では日本ほど地震を身近に感じることはありません。しかし1977年にブカレストを直撃した大地震はマグニチュード7.2、犠牲者の数は1,600名を超えたと言われています。
これまでの統計によるとブランチャ地方を震源としてブカレストを直撃する大地震は30~40年ほどの周期で発生すると言われており、前述の大地震から数えると次の大地震がいつ発生してもおかしくない時期になっています。 古い建物の中にはメンテナンスが悪く、地震の際 に倒壊の恐れがある建物があります。特に右の表示はそうした可能性の高い建物を示す ものですのでご留意ください。
この状況を踏まえると私達もブカレスト地域での大地震に備えておくことが必要と思われます。以下の要領を参考に可能な限りの御自身の対策をしっかりと立てておくことをおすすめします。
1 平素からの心構え
地震や大規模自然災害が発生した際は、建物の倒壊や道路の陥没等で交通が麻痺したり通信網が遮断されることを想定しておく。
・平素から家族や知人とは、有事の際の集合場所を決めておく。
・自宅や勤務先には、飲料水、食料(缶詰等)、医薬品、マスク、手袋、ヘルメット等災害グッズを家族全員分備える。
・旅券や現金等最低限必要な物を直ちに持ち出せるよう予め準備保管し家族と保管場所を共有しておく。
2 地震発生時の対応
・慌てず落ち着いて行動する。
・エレベーターを使用せず、階段を使用して屋外に脱出する。
・ルーマニアでは、古い建物も多く階段の強度が弱いこともあるので、階段使用時には慌てず破損状態や強度を確認しながら下りる。
・屋外では、ガス爆発や火災のおそれがある飲食店等には近づかない。
・建物の倒壊や看板、エアコン室外機等の落下に注意して通行する。
・地震に備えて東京消防庁が作成した以下の資料も参考となります。
地震に対する10の備え
地震その時10のポイント
3 参考サイト(アプリ)
・ルーマニア内務省が作成したスマートフォン用アプリ「DSU」(ルーマニア語)では、災害等の情報の受信や避難場所、救急施設の場所や連絡先等が確認できる。
・以下のルーマニア内務省の地震関連サイト(ルーマニア語)では、地震発生に備えての知識や地震発生時の対応要領が掲載されている。
http://nutremurlacutremur.ro/
4 緊急時には当館から皆様へ情報発信・安否確認を行います。
当館からはHPでの発信に加え、必要に応じてご提出頂ております在留届に基づき、メール、電話等でご連絡致しますので、在留届のご提出をお願い致します。
これまでの統計によるとブランチャ地方を震源としてブカレストを直撃する大地震は30~40年ほどの周期で発生すると言われており、前述の大地震から数えると次の大地震がいつ発生してもおかしくない時期になっています。 古い建物の中にはメンテナンスが悪く、地震の際 に倒壊の恐れがある建物があります。特に右の表示はそうした可能性の高い建物を示す ものですのでご留意ください。
この状況を踏まえると私達もブカレスト地域での大地震に備えておくことが必要と思われます。以下の要領を参考に可能な限りの御自身の対策をしっかりと立てておくことをおすすめします。
1 平素からの心構え
地震や大規模自然災害が発生した際は、建物の倒壊や道路の陥没等で交通が麻痺したり通信網が遮断されることを想定しておく。
・平素から家族や知人とは、有事の際の集合場所を決めておく。
・自宅や勤務先には、飲料水、食料(缶詰等)、医薬品、マスク、手袋、ヘルメット等災害グッズを家族全員分備える。
・旅券や現金等最低限必要な物を直ちに持ち出せるよう予め準備保管し家族と保管場所を共有しておく。
2 地震発生時の対応
・慌てず落ち着いて行動する。
・エレベーターを使用せず、階段を使用して屋外に脱出する。
・ルーマニアでは、古い建物も多く階段の強度が弱いこともあるので、階段使用時には慌てず破損状態や強度を確認しながら下りる。
・屋外では、ガス爆発や火災のおそれがある飲食店等には近づかない。
・建物の倒壊や看板、エアコン室外機等の落下に注意して通行する。
・地震に備えて東京消防庁が作成した以下の資料も参考となります。
地震に対する10の備え
地震その時10のポイント
3 参考サイト(アプリ)
・ルーマニア内務省が作成したスマートフォン用アプリ「DSU」(ルーマニア語)では、災害等の情報の受信や避難場所、救急施設の場所や連絡先等が確認できる。
・以下のルーマニア内務省の地震関連サイト(ルーマニア語)では、地震発生に備えての知識や地震発生時の対応要領が掲載されている。
http://nutremurlacutremur.ro/
4 緊急時には当館から皆様へ情報発信・安否確認を行います。
当館からはHPでの発信に加え、必要に応じてご提出頂ております在留届に基づき、メール、電話等でご連絡致しますので、在留届のご提出をお願い致します。